救急救命士に、最も早くなるためには、厚生労働省が指定する養成学校に通うことです。
高校卒業以上、または、外国で12年の学校教育課程修了者を対象として、救急救命士国家試験の受験資格を2年間で得ることができます。
また、養成学校に通った人は、国家試験の合格率は90%と非常に高い確率で合格しています。
救急救命士の養成学校では、1年次から専門的な知識や技術を学習していきます。
また、早くから、公務員試験対策のための授業も開講されています。
さらに、国家試験と供に、消防署試験も受けられる構成になっています。
生徒それぞれの希望地に合わせて、繰り返し講義と模擬試験を行い、合格へと着実に導きます。
また、熟練された講師陣を、各種専門機関から招いているので、本格的な内容の授業を受けられます。
さらに、進んで学習しようとする環境も整備されていたり、特別セミナーが多く実施されていたりと、とても充実しています。
実習は、現場で実際に使用されているものと同様の救急車を使用したり、シミュレーション人形などを使ったりすることで、救急現場のあらゆる状況を想定した実習を繰り返し行ないます。
それにより、現場において必要となる、救命のための高度な技術と、適切な判断力を身につけます。
また、万一の状況に備えて、卒業後に6ヶ月間の研究コースを設置することで、生徒全員が目標を達成することができるように、アフターフォローの面においても力を入れているので安心です。
ただし、養成学校によって、多少違ってくるので、事前にカリキュラムなどを必ず確認しておく必要があります。
埼玉県消防学校内にある「救急救命士養成所」は、平成11年4月に開設されて、救急救命士国家試験の受験資格を取得するための、救急救命士のための養成教育訓練や、再教育を実施しています。
この養成所には、一般の人は入所することができず、埼玉県内の消防本部に所属している救急隊員を対象としています。
また、その中でも、入所できる条件があります。
救急隊員の中で、厚生労働省令で制定されている、救急業務に関する250時間の講習を修了している人で、なおかつ、5年以上救急業務に勤めている人、または、救急活動時間を2000時間以上経た人です。
また、救急救命士養成所へ入所して、救急救命士を目指す人を対象として、年に4回、救急救命士養成所入所前の実力テストを行なっています。
事前の勉強量が不足した状態で入所した人は、養成所に入所した後もなかなか成績が上がらずに、研修が進むに従って、十分に勉強した上で入所した人と、成績の差が大きく開いてしまうことが多いです。
そして、国家試験にも、不合格になってしまったり、ぎりぎりのところで合格していたりしている状況です。
そのため、入所を考えているのなら、しっかりと事前の勉強を行なう必要があるのです。
入所してからのシミュレーション実習において、基本的な手技に大きなレベル差が生じます。
レベルの低い人は、日ごろの勉強に加えて、開いてしまったレベル差を埋めていかなければなりません。だから、そのような人にとっては、養成所での研修は、かなり厳しいものとなるでしょう。
そんな苦しい思いをしないように、入所する前に、現場での活動や訓練について、普段から、積極的に先輩救命士から指導を受けるようにし、基本的な手技をしっかりと習得してから入所するようして下さい。